新着情報

マンガ公開しました(第14回)

 マンガ公開しました〜。

 

 これぞ正統?赤布団!!根も葉もないが標準ぞ

 

sample_18.jpg

 

 今回は、日和佐では唯一の赤い布団の奥河町のお話し。

 

 関西地方の方が日和佐の祭り見物にこられて、一番親近感をおぼえるのは、奥河町のちょうさではないでしょうか\(^o^)/

 今回のテーマでは、なぜ、全国のふとん太鼓の大半は、赤が多いのかを論じておりますが、諸説の一例なので、あまり真に受けなくても結構です。

 

 ただ、ふとん太鼓は宇宙を表し、ルーツはペルシャだイランだのと説いている専門家よりは、日本的な発想でアプローチしたいと思います(・∀・)

 

 そもそもなことをいえば、文明の終着地に住む日本人の中には、大昔から陰陽五行説に由来する対比と色彩感覚が流れておりますので、紅白という配色が好んで使われているのは、ごくごく自然なことのように思います。

 

 なんだかよくわかりませんが、紅白色のものを見ると、おめでたい気分になるのだから、これぞ日本人のコモンセンスでありましょう。
 だから、米が穫れたら、豊作を祝って、日本的な感覚で飾り、奉納していたのだとすると、それがふとん太鼓に繋がっても、なんら違和感を感じないのであります。

 

 紅白のふとん太鼓は、瀬戸内海沿いの漁師町によくみられますが、それだって、日本的な色彩感覚により、白と赤を使っているにすぎないのかもしれず、そこへ財力とか美意識が混ざり込み、実際は、たいした意味など存在しないのではないかと、フィールドワークでの聞き取りからも実感するところであります。

 

 なにせ、その地域の文化的感覚によって組まれ、飾られていくわけで、例えば香川のふとん太鼓など、巨大でキラキラしている。

 すると、お隣の徳島など、“小さなショボい太鼓”であるとの烙印を押されがちですが、徳島からすると、雨乞いの道具でもあるふとん太鼓を必要以上に大きくし、デカデカと龍の刺繍を布団締めに縫い付ける香川は、よほど水に困っているのではないかと、そういう風にも見えるわけです。

 

 日和佐・戎濱が昔にやらかした“”にせよ、陰陽五行を持ち出せば、ちゃんと意味があるわけで、色の良し悪しは土着で培われた文化的感覚が決めていくのだと思います。ゆえに後、文化的違和感に茶々が飛び、スタンダールも驚きの「赤と黒」の布団に戻るわけです(汗

 

 真実は少数派に宿る、とはいうものの――、
 圧倒的に赤のふとん太鼓が多いのは事実ですので、これぞ“百一匹目のサル現象”的デファクトスタンダードであると結論づけ、マンガの解説にしたいと思います。

 

 おわり。

 

↓↓余談↓↓


 ちょうさ保存会向けに進言申し上げるならば、祭りの訴求として、奥河町のちょうさを全面に打ち出すと、他所の地域の人は親近感をもって見てくれるでしょうし、世にも珍しい白い布団の西新町や桜町も赤い地域への希少性を訴えることができるかもしれません。

 

 イチオシは、全国ホウボウ見渡して、一例も見たことがない、本町の白黒のちょうさも、レアな意味で訴求力はあるかも・・・。

2016/03/06 リリース   admin